バランスビーム
■サイズ:100㎝(長さ)×10㎝(高さ)×14㎝(幅)
■素材 表地:合成皮革/中材:オリジナルウレタン
■重さ 約1.0kg
仙骨の幅はおおよそ手のひらの大きさです。
この仙骨が乗せられ、仙腸関節の動きもこの幅の中で行われることから、体のバランスをとる仙骨を正しくコントロールしながらトレーニングすることで、体や背骨の安定、または上半身と下半身の連動性を作ることができます。
14cmという幅はアスリートには体の声を集中して聞けるサイズ、育成年代には中心部をより理解できる幅となっております。
仙骨(骨盤)~背骨を正しい位置にしながらのトレーニングが可能となっているスタジオオリジナルギアです。
※スタジオに来ているプロ選手は全員使用しております。
仙骨コントロール
仙骨は骨盤の中心部、背骨の一番下に位置する骨です。
建物に例えると、背骨がビルなら骨盤は基礎です。骨盤の中心にある「仙骨」を安定させることは、体の土台が安定し、背骨もしっかりと立たすことができます。
また、この仙骨は、個人差や男女差がある特殊な骨で、生涯を通した骨格バランスの維持に影響します。子供から成長期の時期は5つに分かれた不安定な状態ですが、20代前半骨までに癒合して安定していきます。
これら仙骨の特徴は、全身バランスを左右すること、成長期の過ごし方が骨盤形成に影響することにつながります。つまりは、子供時代に正しい位置でトレーニングを行わないと、ゆがんだ状態で形成され、骨格バランスの歪みに生涯悩まされ続けるリスクがあります。
そして、仙骨と寛骨の繫ぎ目が仙腸関節と言いますが、可動域こそ小さいものの骨盤には関節があり、上半身と下半身の連動に重要な役割を果たしています。
骨盤の大事な役割は上半身と下半身を繋ぐことです
骨盤の大事な役割は上半身と下半身の動きを連動させることです。
上半身の動きは腰椎を経由して骨盤に伝わり、下半身の動きは股関節経由で骨盤に伝えられます。これを「運動連鎖」といいます。
下半身を固定して上から下に動きを伝える場合は、腰椎→骨盤→股関節のルートで動きが伝わります。たとえば立って上体を屈めていく立位体前屈の動きなどです。
一方、上半身を固定して下から上に動きを伝えるときは、股関節→骨盤→腰椎の順番で動きが伝わります。こうしたルートで力が伝わることで上半身と下半身の連携が生まれ、日常動作がスムーズに行えたりスポーツパフォーマンスの向上にも繫がります。
スタジオでは、この「仙骨」と「足裏」を重要視しており、ボディバランスの向上には仙骨安定と足裏感覚が欠かせません。
バランスビームとバランスバーを組み合わせることにより、力がスムーズに正しく発揮できるインナーマッスルと体軸を作り上げていきます。